葬儀

UPDATE:2020年5月20日

今日は祖母の告別式に行ってきた。
昨晩母より、ばあちゃんが亡くなって今から通夜があるという電話があった。
 

祖母が亡くなったのは昨日の14:00頃ということだったので、
なんですぐに連絡をくれなかったんだ。仕事なんて大したことないのに
という怒りの感情も湧いてきたが、一番ショックを受けているのは母だろうと思い文句を言うことはしなかった。
葬儀は嵐のように突然やってくる。
どうすればいいのか調べたり聞いたりする時間も取れないまま、高いお金を葬儀屋やお坊さんに支払う決断をしなければならない。
心身ともに通常時ではなかったということに加えて、心配性な母なので僕があまり馴染みのない道を車で通るのを嫌って不参加と決めてしまったのだろうと思う。
 

一連の葬儀を終えたが僕が泣くことはなかった。
数年前に祖父が亡くなった時は、
なんで涙が出ないんだろう。僕はこんなに冷たいやつなんだろうかと思った矢先
棺に入っている祖父と対面した途端に涙が止まらなくなったのを覚えている。
今回は終始泣くことはなかった。大人になったのかもしれない。
 

小さい頃からよく遊んでくれたりお菓子やおもちゃを買ってくれたりしてくれた、優しい祖父母であった。
僕は2人が大好きで、遊びに行った帰りには車の中から泣きながら手を降り続けていたのを今でも覚えている。
全てを肯定してくれて、許してくれるそんな祖父母だった。
 

祖父もそうだったが祖母も晩年は痴呆になり、自分の子どもの顔や名前も分からない状態になってしまっていたため、母親は会いに行くとよく泣いていた。
でも優しい母親なので、祖父母の好きだった歌を周りの目も気にせずに歌ってあげたり、音楽をかけてあげたりたくさんお世話をしてあげていた。
祖父母の魂はきっと歯がゆかっただろうと思う。身体が自由にならなかったり、自分の子どもを泣かせてしまっていることをひどく悲しんでいただろう。
 

僕は死後の世界を確信している。祖母は長い入院生活を終えてようやく自由を手にできたのだろうと思う。
生きているこの世界こそ地獄だと誰かが言っていたような気がするが、僕もそれに近い考えを持っている。
 

きっと昨日から今日にかけて祖父や祖母の両親が祖母の魂を迎えにきているはずだ。
 

95年4ヶ月の長いあいだお疲れさまでした。
お母さんを産んでくれて、たくさん愛してくれてありがとうございました。
どうか優しい光と美しい気配に溢れた天国でゆっくりと体を休めて下さい。
お母さんは僕が支えるので安心して下さい。

ということを祈っていました。

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